製缶
熟練の技術と最新の設備機器、
そして新しい発想が生み出すもの
配電盤など受変電機器は、設置する場所、建物内の階高などの条件に応じた耐震設計・耐震施工が義務づけられています。太陽電機工業では、この基準を上回る耐震性はもちろん、数十年という耐用年数に応える耐久性、安全性を追究した独自基準を設定し、大手配電盤メーカーと同等の強靱さを実現するモノコック構造を採用しています。配電盤などの筐体は、部品や配線の器としてだけではなく、銅体の取付部品、トランスなど重量物を支える構造も一体化しています。その信頼性、耐久性の拠り所となるのが、筐体を成形する製缶工程。まず、設計図面を元にNCデータを作成し、レーザー複合機を用いて鋼板から部材を切り出しています。その後、部材はプレス機で加工され、熟練した技能を有する技術者により溶接・研磨され、高強度・高精度の筐体が成形されます。